長期連載6「男達のSIGMA〜旦那〜」

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第6回「旦那」

私は深い闇の中にいた

目の前には、カートに入りたがっているSIGMAの17-50mm、当然F値は2.8の通し(ズームしてもF値が変わらない。普通のレンズは変わる)がいた

ちゃぼP風に書けばこうだ

【連載】俺の相棒(終)~夢の続き
それぞれの思い わたしの名前はレティーナ。 ご主人のところに来て、もうすぐ2ヶ月。早いものです。 一緒に生活を&

↑参考文献

皆さんこんにちは。SIGMAです

私の名は17-50mm

皆さん、初めまして。スイマセン、ちゃぼPさんのパクりで本当にごめんなさい。

部長ナビさんのブログに登場するのは、もう3回目くらいでしょうか、この方、すぐに人のことを「パクる」クセがありますが、許してあげてください。悪い人じゃないんです。ただの変態なんです。

うふふ

余計なこと言ってしまいましたね・・・

私、プロカメラマンのカメ仙人さんに勧められるまで、部長さんとはお会いできずに、Amazonのレンズコーナーの片隅でジッとアナタを待っていました

決して私が高級機ではないことは自分でもわかっています。

でも、F値が通しで2.8という、私の唯一のセールスポイントをカメ仙人さんは見てくれました。ありがとう

私、ズームしても、キレイなボケで撮ることができるんです。単焦点じゃないので、前に出たり、下がったりしなくても、左手でクルッと回してもらえれば、私、頑張れるんです

部長さんは、私のお兄さん、「カミソリマクロ」をお持ちですが、近くのものを撮るんだったら、私、自分で言うのも恥ずかしいんですけど、オススメだと思うんです

決して「神レンズ」なんかには選んで頂けないことはわかっておりますが、私、レストランとかの撮影を得意としているので、ぜひ検討してくださいね

皆さんこんにちは。変態です

私の名前は部長ナビ。変態

今、目の前にある、Amazonの画面を見ながら、私はカメ仙人にメールを打っていた

それは最後の確認だった

「キットレンズで腕を上げるのでは無く、このレンズを買う価値は本当にあるのでしょうか?」

「DOしちゃいなよ」がすでに発動されている今、愚問とも思えたが、私は素人だし、買うのは私だ

どうせ買うなら、納得して買いたい

最後の確認メールを発射した

件名:カメ仙人通信

こんにちは。カメ仙人です。

いつものくだりで始まるメールは、次のような内容だった

17-50

他のサイトのレビュー見ても「綺麗」「カミソリ!」「コストパフォーマンス最強」などといい反応が多いです。

逆に悪いのはメーカーに送ってピント調整してもらったと か個体差があるみたいです。

部長様、いっちゃってください(笑)

ほんと2.8通しは良いですぜ旦那(笑)

旦那・・・

カメ仙人という名の「越後屋」が、悪い人相で私に囁く、そう、「旦那、SI・G・MAでっせ」と。

 

私は、ベランダに出た

1月の盛岡は当然寒い。コート無しでは震える寒さだ。コートがあっても寒い

満天の星空を見ることができるのも、私が盛岡をこよなく愛する理由の1つだ

この空はどこかでAmazonの倉庫とつながっているだろう

そこに眠っている17-50mmの気持ちを少し考えた

 

カミソリマクロを持っている私は、レストランでの通常撮影や、狭い室内での通常撮影に少しストレスを感じていたのは確かだ

悪いレンズじゃないし、カミソリマクロにしてから、レビュー写真の評価が上がったのはその通りだ。カミソリマクロには感謝している

しかし、「構図」を考える場合、そのものしか撮ることのできないカミソリマクロに「加え」、17-50mmが仲間に入れば、カミソリマクロも喜ぶことだろう

ひょっとしたら、カミソリマクロは申し訳ない気持ちでいるのかもしれない。

自宅では下がることができるが、レストランでは下がれない

車での撮影も結構あるが、もちろん車も下がれずに、撮影を断念したことも1回や2回ではないのが現実だ

レンズには、それぞれ、「得意分野」というモノがあることが、カミソリマクロを使うことでよくわかった

右手でEOS 70Dを持って、左手でお好み焼きを持って撮影した八幡宮のグルメレビュー

【レビュー】盛岡八幡宮の屋台は宝の山や!
【レビュー】盛岡八幡宮の屋台は宝の山や!
こんにちは。部長ナビ(@nabi_1080)です 年始に初詣と、お守りの奉納をかねて盛岡八幡宮に行ってきましたが、マー坊と屋台に行って来たの...

これは、左手を「目一杯」延ばして、この写真なのだ。かなり無理して左手を伸ばして撮影している

そうじゃ無いと入らない。延ばしてもこれくらいしか入らないのが「中望遠」なのだ。

F2.8のシグマレンズは非常に良い仕事をしてくれると思っている

カメ仙人のアドバイスにもあった通り、17-50mmも「カミソリ!」という評価があるのも事実、SIGMAのF2.8は良い仕事をしてくれることは間違いない

レビュアーとして頑張っている今、私に必要なのは何か?

 

文章力? いや、今まで通りでいい。わざとらしく書く必要など無い、今まで通り、自分の言葉で伝えれば良い

 

入力機器? いや、MacBook Pro 15インチがある、HyperJuiceもある。何も問題無い。満足している。十分だ。追加購入の必要性は感じられない

 

EOS 7D? いや、EOS 70Dがある。そもそも、g.O.R.iさんもカメ仙人もEOS 70Dを所有して、使っている。っつーか、EOS 70Dに何の不満もない。最高のカメラだと思っている。足りないのは私の腕だ。

 

レンズ? そうだ。レンズだ。私に足りないのは、「特に、レストランで使えるような、17-50mmくらいの、ボケがキレイで、シャープに撮れるレンズ」、コレだと感じた。

 

カメ仙人は、17-70mmのMACROも迷っていると言っていたが、あれは、F2.8-4なので、ズームで、F値が変わる。F値が変わると言うことは「ボケ具合、ピントの合い具合」が変わると言うことだ。カメラ小僧だった過去を持つ当ブログスタッフのちゃぼPに聞いても、やはり、F2.8から「調整してボケ具合を決めることができる」のは魅力だという話を聞いた

遠い倉庫に眠る17-50mmは、ひょっとして私を待っているのだろうか?

もう一歩上のレビューを目指すなら、私には必須のレンズなのだろうか?

期待と不安が入り交じる中、カメ仙人のメールを何度も見直し、嘘は絶対つかない、煽ることもしないカメ仙人が、確実に勧めてくる「SIGMA 17-50mm F2.8」

 

私は、「DO」する以外の選択肢がなかった

 

いつの日か会えるその時を、Amazonの倉庫でずっと待っていたんだね

やっと、やっと、君に会える日が来た

 

いや、違うんだ。キットレンズが悪いわけじゃない、俺の腕が悪いんだ

な、泣くなよ・・・

大丈夫、キットレンズだって、135mmまでの望遠があるんだから、使うよ。絶対。約束する

 

でも、今は、17-50mmで、レストラン撮影をさせて欲しいんだ

全国の変態の皆さんが、嬉しいことに私の伝わらないグルメレビューを待っていてくれる。

単品のアップしか撮れない今、17-50mmを使うことで、キレイなボケを保ちつつ、広角で構図を考えた撮影という「一歩上」の撮影ができるに違いない

 

だから、私を信じて欲しい

 

そう言って、私はキットレンズをそっとカメラバッグの奥にしまった。

私はパソコンに向かい、Amazonのページを開いた

見慣れた17-50mmはもちろん何も言わない

「ゴメン、待たせたね」

私は少しほほえんで、画面にそうつぶやいた。レンズを写していた4Kディスプレイ「P2415Q」のアンチグレアの画面が、私を優しく包んで、彼もまたほほえんでいるかのように、キレイに17−50mmを私に見せてくれた

 

「ご注文ありがとうございました」

 

画面上に、見慣れた文字が並ぶ

そして、すぐに、私はカメ仙人にメールを、1行だけ送った

 

「DOしました」

 

カメ仙人からの返事はなかったが、私は満足した気分でいた

全てが楽しみだった。プロカメラマンが勧めるF値通しの標準ズームレンズ。

物語は、静かに幕を閉じようとしていた

 

はずだった

 

〜次回予告〜

最終回、男達のSIGMAは思いもよらない方向へ進む

気になる結末は明日の夜の更新を待て!

大好評長期連載シリーズ「男達のSIGMA」、とうとうフィナーレ!こうご期待!

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