長期連載4「男達のiPad Pro 9.7インチ〜16:01の真実〜」

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第4回「16:01の真実」

3月24日、16:00、私は万全の体勢でMacBook Pro 15インチの前にいた

もちろん、iPad Pro 9.7インチについて問い合わせるためだ

いつもであれば「予約のために準備する」のだが、今回は違う。休みは取ったが、「確認」の意味合いが強かった

吠える俺

俺は吠えた

吠えたが、心の中では常に「本当に予約して良いのか?」という気持ちがあった

iPad Proをあれだけ絶賛し、実際に使っていて、たった3ヶ月でそれを売却し、新しいiPad Pro 9.7インチに変えようとしている

残債もとんでもない金額になっていることはわかっていたし、それを支払う義務があることもわかっている

幸い、買い物はほとんどしていないので、貯金は万全だ。問題は無いのだが、心に引っかかるモノがある

 

「本当に、全力で、皆さんにお勧めできるようなレビューが書けるのだろうか?こんな心持ちで良いのだろうか?」

 

そう思いながら私はiPhone 6s Plusを手に取った

ここから、16:01の真実が始まる

コジマ・ビックカメラ盛岡駅前店に電話

「はい、コジマです〜」

元気に対応していただいた方に、iPad Proの買い取りのことを伝え、担当へ回してもらった

「iPad Proのドコモ版セルラー、128G、シルバーですね?」

トントン拍子に話が進む

「○○円ですね」

むう・・・。やはり、GOサインが十分に出る数字だ

コレは行くしか無いのか・・・

以前、iPad Air 2はオフィシャルな中古買い取りに出していない。というか、そもそも、中古買い取りにちゃんと出したことがあるのは、MacBookだけなので、iPhone、iPad系は初めての売却となる

私は気になっていたことを聞いた

「残債が残っているのですが、売却できるのですか?」

これだ

これが引っかかっていた

謎の言葉「ネットワーク制限をIMEIで調べられますが、おわかりですか?」

どうやら、「ネットワーク制限」というのがかかっていると、中古買い取りはできないらしい

コレは、後でわかったのだが、店によって対応が全然違う

コジマ・ビックカメラの場合はソフマップ買い取りとなるのだが、この場合「残債があってもネットワーク制限が○だと買い取り可能」と言われた

これ、店によっては「○でも残債があると買い取れません」という所もあるので、要注意だ。ちゃんと確認してから行ってみよう

なお、IMEIさえわかれば、自宅で簡単に「ネットワーク制限」がかかっているかチェックできる

Googleで「IMEI」「ネットワーク制限」「ドコモ」等で検索するとサイトが出て来るので、IMEIを入力しよう。△、×だと買い取ってもらえないそうだ

IMG_0186

これが、iPad Pro 12.9インチのIMEI表示部分だ。「設定」「一般」の下の方にある

私はこの番号を店員に伝えた

残債があると、△になることが多いらしいが私はどうなのか?

運命の瞬間

「お客様・・・。」

でございます」

ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああんんんんんん!(by 西城秀樹)

来たあ!

残債あるのに○ってのはよくわからなかったが、自宅でやってみても確かに○だった。よくわからん

「お客様、当店でiPad Pro 9.7インチを契約されると、+5%買い取り金額をアップさせていただきますが・・・」

ああ。それは知っている

私は平静を装った

「売り場の担当の方とお話しがしたのですが」

電話はほどなくして、担当とチェンジした

ドコモ担当店員にバトンタッチ

ドコモ担当はこう言った

「iPad Pro 9.7インチの「機種変更」ということでよろしいでしょうか?」

私は一瞬ためらったが、とりあえず、話だけでも聞こうと思って、こう、答えた

「ええ。iPad Pro 9.7インチを機種変更で考えております」

「お客様」

ここから、16:01の本当の真実が始まる

ドコモ「機種変更の真実」

「iPad Proを契約されてから、6ヶ月経過されておりますでしょうか?」

え?

その話はなんだ?

「いえ・・・。2015年12月に契約したので、まだ3ヶ月です」

「なるほど」

店員は続けた

「お客様、ドコモは機種変更について「前機種の契約時から6ヶ月以上経たないと、新しい機種で月々サポートを受けられない」と言う決まりがございます」

「え?どういうことですか?」

「お客様」

店員は、あくまで冷静に話した

「3月31日にiPad Pro 9.7インチを手にされますと、前のiPad Proの月々サポートが無効になります。さらに、前機種から6ヶ月経過しておりませんので、iPad Pro 9.7インチについても月々サポートは受けられません。こう言うことになりますがよろしいでしょうか?」

え?

それって?

は?

は?

マジで言ってんの?

え、ちょ・・・

は?

ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああんんんんんん!(by 西城秀樹 2回目)

マジか・・・

docomoで契約する最大のメリット、それは「月々サポート」だ。これがあるおかげで、Apple StoreでSIMフリーを買うよりも半額くらいで端末を購入することができる

しかし、12月の電撃発売から、たった3ヶ月でのサイズダウンであるiPad Pro 9.7インチは、この「機種変更」に該当しないのだ。SIMフリーと同じ、Apple Storeと同じ値段を払いながら、高いキャリアの使用料も払うことになる。ありえない・・・。そんなのありえない・・・

結論

私は絶句していた

あまりのショックに絶句していた

全てがうまくいっていたはずだった

みんなを驚かせる記事を書けるはずだった

4月からの授業も、9.7インチの素晴らしいiPadで「片手」で「立って」「50分手書き」をApple Pencilと共にできるはずだった

それがもろくも崩れ去った瞬間だった

何度も言う通り、「買い増し」できるほど余裕は無い。iPad Proを売却し、「シェアパック10」の中に入れて、使用料を抑え、月々サポートがあって初めてiPad Pro 9.7インチを購入できる状態だった

何度も購入シュミレーションを重ね、私は完璧のはずだった

しかし、一本の糸のほころびから、全てが崩壊したのだ

「機種変更6ヶ月縛り」

恐ろしい制度だが、受け入れなければいけない事実だった

「お客様・・・。あまりオススメはできない状況だと思いますが・・・」

「そうですよね・・・。ちょっと考えさせて下さい」

そう言って電話を切った

私は呆然としていた

夢のApple Pencilが使える9.7インチ

試しとは言いながら、ほぼ、自分の心は決まっていた

やはり、「仕事で毎日使う」モノであるので、趣味のiPadでは無いのだ。そこが大きい

手書きをバリバリ使う私には、9.7インチ、2年間使ったあの感触がやはり最高だった。抱えるように持つ12.9インチは「不可能」では無いが、これから20年間、教員であり続けることを考えると、あまり「700g以上を常に片手で持ち続ける」のは良い選択とは言えないかもしれない

レビューで書いた通り、「コンテンツ消費デバイス」としては、最強の12.9インチだが、私は仕事のために買ったのだ

だから、一旦電話を切った

そして、こうツイートした

私は泣いていた

車の中で、様々な思いが交錯する

色々な人に相談したいけど、できない。連載も始まっている中、長期連載シリーズ始まって以来の「途中連載終了」が現実味を帯びてきた

誰にも言えず、一人で抱え込み、スタッフのiPhone SEの報告を受けながら、私は叫んだ

ハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアああああああああああああああああああああああああああああんんんんんん!(by 西城秀樹 3回目)

そうだ。歌おう

私はヒデキを歌おう。そう思った

そして、全てを忘れよう

iPad Pro 9.7インチ、はかなく散ったが、少しの間、夢を見させてくれてありがとう

お詫び

読者の方には大変申し訳ないが、物語はここで終わらない

期待を裏切るようで申し訳ないが、ドコモショップで、1つの提案から私の運命は大きく動くことになる

 

〜次回予告〜

失意の中、連載終了直前に追い込まれながらも誰にも相談できない部長の取った行動は「ドコモショップへの相談」だった

何とか、解決策は無いのか?

そこで出された提案とは何か?

部長はどうするのか?

急展開を迎える第5回は明日の更新を待て!

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