【統合失調症】周りの人に支えられてここまで来た〜涙を流した生徒が教えてくれた自分の価値と、みんなにわかって欲しいこと〜

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こんにちは、部長ナビです。

以前お話しした通り、私は「統合失調症」という病気なんですが、もう4年経ちますが、2年くらい経った時に自分に会う薬にやっと出会えて、今では「安定期」と言われております。要するに「普通」です

ただ、メッチャ忙しくなってきたり、色々重なってくると症状がチラッと顔を出します。それは注意しなさいと先生にも言われていますが、自分でもだんだんわかってきたので、あまり色々と重ねすぎないようにしております。

まあ、現段階で、仕事とブログを両立しておりますので、相当の負担に思って色々メッセージやコメント、メールをいただく方が多いです。ありがとうございます

ま、でも、思ったよりは大丈夫です。

ただ、主治医から「周りの人との関係に制限をかけなさい」と言われているので、余計な関わりを増やすことで心の負担を増やさないようにと言うことで、制限をある程度かけております。それは今年度一杯なのか、来年度なのかわかりませんが、限定された人としか連絡を取らない(恒常的な)という形で進めているところです

前にも紹介したように、統合失調症の方からも多数のメッセージをいただいております。ありがとうございます

ただ、コレも繰り返しになりますが、最初の2年、合う薬に出会うまでは本当に地獄でした。何も出来ず、しかも、見た目が普通のため、ただ「やる気の無い」とか「もう終わった」とか、そういうことを言われたこともあります。そうなんです。統合失調症って、「見た目が普通」なので誤解されやすい病気なんです。

違います。その、「やる気の無いように見える」姿は、病気のせいです。本人もどうして良いかわからないのです。ええ。私がそうでした

DVDを見た方はビックリされると思いますが、私の授業は、アレでもかなり抑えてます(外部公開なので)。本当はもっとスゴいです(笑)。それが、統合失調症になって、休職して復帰した時に「アレ?授業ってどうやれば良いんだっけ?」というのが、全くわかりませんでした。

以前のテンションも戻らず、淡々とした、つまらない授業しか出来ず、その状況にまた耐えられず、ますます落ち込むという悪の循環に陥っていました。

しかし、それを救ってくれたのはやはり生徒と家族でした。

テンションが戻らないまま、本当につまらない授業をしていた私でしたが、前任校を転勤する時、離任式で全く涙も切なさも何もありませんでした。何も感じなかったんです。

「どうせ、生徒も「こんなつまらない授業する先生なんて、いなくなってよかった」って思ってる」と確信していました。

それくらい、私の思い描いた授業は全く出来ず、仕事も思うように集中できず、歯がゆい毎日だったのです

 

離任式の後の職員室に女子生徒が来た

女子生徒が数名来ました

そして私の前に来て、一人が言いました

 

「先生、なんでいなくなるんですか?」

 

そしてその女子生徒は涙を流してこう言ったんです

 

「せっかく先生のおかげで、数学がわかってきたのに、なんで・・・」

 

周りの女子生徒も泣いていました

私は統合失調症の症状があまり改善されないまま復帰していたこともあり、理解できずにいましたが、授業そのものは戻っていたみたいで、テンションだけが低かった(というか、普通の先生と同レベル)だったようです。

確かに、平均点が他クラスより異常に低いとかいうことも無かったし、説明そのものに文句も無かったし、寝ている生徒もいなかったし、今から思えば、授業そのものは丁寧で良かったのかもしれません。

ただ、その女子生徒の涙にどれだけ救われたか

「必要とされていない」と自分で勝手に思い込んで、逃げるような転勤だったと思います

しかし、生徒は私を必要としてくれていました。それが嬉しかった

 

そして、現在の勤務校に転勤になり、それから合う薬に出会って一気に症状が回復し、現在に至るというわけです

今は本当に「薬をもらいに行くだけ」の通院と「やり過ぎてないかチェック」してもらう感じで通院しておりますが、いまだにあの症状がぶり返す恐怖と戦っております。それが統合失調症なんです。

 

みんなにわかって欲しい「統合失調症」のこと

皆さんにわかって欲しいのは「どうしていいかわからなくなる」という症状です

これが統合失調症の大きなポイントだと私は思います

やりたくないわけでは無いんです。やり方がわかりません。どうしても以前のやり方が思い出せないんです

どうして、今、私がテンションが普通になったのか、自分でもよくわかりません。そういう病気なんだと思います。

ただ、主治医からは「一生薬は飲むんだよ」と言われているので、そういう病気でもあります。安定期とは言われてますが、不安定になりやすい病気なんです。

ですから、家族、知り合い、職場で統合失調症の方がいたら、うまく出来なくても理解をしてあげてください

 

「あなたが必要だ」

 

どんな形でも良い、その一言をかけてあげてください

統合失調症の人はそれがわかりません。以前と違うことはわかっていますし、出来ない自分がいることもわかっているので、マイナス思考に陥りやすいんです。

ですから、ポイントは「薬」と「周りの理解」「声かけ」の相乗効果です

改善されない病気ではありませんので(完治もしないみたいだけど)、うまく付き合っていくためにも健常者の皆さんのご理解をお願いします

 

この記事が、一人でも多くの統合失調症の方の救いになることを願って

 

最後に、私のために、涙を流してくれた女子生徒、名前すら覚えていない私を許してください。でも、君のおかげで今の自分があります。本当にありがとう

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統合失調症の方から、コメントをいただきました 今日、統合失調症という方から、コメントをいただきました 内容が嬉しいことだ...
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