小学校5年生の授業参観で人見知りの息子が前に出て発表。信じられない父親を襲う「成長」という名の現実に涙が止まらない

IMG_1368

こんにちは。地味に高校教師、部長ナビ(@nabi_1080)です

スポンサーリンク

小学校5年生のマー坊、久しぶりのフル授業参観に参戦する俺氏

最近は、あやかぜと手分けして、私は次男のゆっきー(今年2年生)の参観に行くことが多かったんですけど、今日はあやかぜ出張だったので、私がマー坊の授業参観に参加しました

去年は行ってないと思うので、2年ぶりですね

とても楽しみにしていました

私は高校数学教師、対話型アクティブラーニング実践者。授業参観は「算数」と書いてあり、マー坊も得意科目

私は授業で対話型アクティブラーニングと言う特殊な授業法を用いています

授業法に関しては、毎日の積み重ねが17年あるので、まあ、算数ならどんな感じでやるのか、非常に興味はありました

マー坊も私に似て、算数を非常に得意としておりました。

一回でも良いから、発言してくれないかなと思っていたが、それは無理な相談だった

マー坊は3年生の時に授業参観に行った際、全員手をあげている状況で、マー坊だけ手をあげていませんでした

それくらい、人見知りで、恐がりで、人前で発表することを極端に嫌がる子なのです

私はそれを受け入れ「それでも別に良いじゃ無いか」といつも言ってきましたが、一番はバンバン他の子達が発言していく中で、自分だけ発言しないことを「ダメなヤツだ」と自己否定しないかと言うことでした。それが心配だった

だから、多分、先生も上手にマー坊の良さを引き出してくれると信じていましたが、一回でも声に出してみんなと一緒に喋ることができれば、思いっきり褒めてやろうと思っていました

マー坊にとって授業参観って「発表する場なので、辛いモノ」なのです。全ての子供達が親の前でかっこいい姿を見せたい

でも、マー坊みたいに「なかなか発言できない」子もいるのです。読書の好きな、トランペットの好きな、内気な5年生。それがマー坊でした

まさかの授業変更。国語の「平家物語」が題材だった

度肝を抜かれました

まさかの国語でした。プリントには算数と書いてあったので、何かあったのでしょうが、突然の変更にビックリでした

先生は、黒板に平家物語(祇園精舎の・・・)を書き始め、子供達はそれを板書してました。何をするのか、数学の教員である私にはサッパリわかりません

すると、黒板に書いた平家物語を全員で読みましょうと、クラス全員で読み始めたんです

段々クラスが1つになる、素晴らしい暗唱法

数回読んで、先生は子供達に問いかけます

「さあ、どれを消そうか?」

子供達は興奮気味に色々喋ってましたが、先生は結局、1行目、「祇園精舎の・・・」の最初の1文字だけ残して、後は全て黒板消しで消したんです

そして、「元気に言ってみよう!せーの!」と言い、子供達は大きな声で平家物語を喋り始めました

さらに、先生は行を消し、また消し、次々と消し、10回くらい喋らせたときには、黒板がまっさらになっていました

そして、響き渡る平家物語の暗唱

「素晴らしい」

子供達を引き込み、気付くと回数を重ねて、苦手な子でも暗唱ができるようになっている。持って行き方、言葉のタメ、発問の仕方、揺さぶり、全てが素晴らしかったです

それだけでもう泣きそうでしたが(笑)、ここからさらにドラマは加速度を増します

4つのグループに分かれて、前に出て元気よく暗唱するコンテスト

クラスを4つに分けて練習し、前に出て、平家物語を暗唱するというコンテストが始まりました

私はイヤな予感しかしませんでした

前に出て、うつむいて、話すことのできないマー坊がたやすく想像できたからです

それでも、私は褒めてやろうと思っていました

「良く、前に出て、みんなの前に立てたな。パパはおまえを誇りに思うぞ」

そう声をかけてやろうと思っていました

マー坊の「3号車」の番に、奇跡は起きた

3号車は7〜8名、前に出たマー坊は私の方を向いて、ニコッと笑いました

え?

なんで笑うのかよくわからない

そして、一人の子が「せーの!」と言った瞬間、奇跡が起きたんです

前を向いて、大きな声で「祇園精舎の・・・」と元気よく暗唱するマー坊がそこにいました

表情は明るく、にこやかに、周りのこと一緒に一生懸命、暗唱していました

私は唖然とし、状況が理解できませんでした

しかし、少し経ってこれが彼の「成長」であることを知った瞬間、涙が止まりませんでした

40歳男泣き

JINS PCをしていたので、バレないように目頭を押さえましたが、涙が溢れてもう、無理でした

去年、「学校に行きたくない」とボソッと漏らし、あまりの「人前での発表」への怖さに何もかもがイヤになり、臆病になりかけていたマー坊

「もう、俺、いいよ」が口癖になったときもありました

しかし、親として、励まし続け、何とか5年生になり、トランペット教室も何とかやめずに継続し、金管バンドクラブでも頑張ってくれ、最近は「行きたくない」と言わないようになったなと思ったところでした

子供って、成長するってわかってましたけど、こうやって、目の前で大きな成長を突然見せられると、親はたまったもんじゃないです。涙が止まりません

親子というのは、毎日必ず触れ合います

しかも、「授業」ではない、リラックスした雰囲気の中での対話になるわけです

学校の先生として、私は17年の経験で、だいたいの生徒には対応できます。保護者にも対応できます。何か生徒が涙を流したり、自己否定の言葉を言ってきても、対応できます

でも、息子は違う

授業じゃない、「学校」という強制力も無い。難しいんです。我が子だからこそ難しいんです

先生というのは、一見大変そうに見えますが、16時になると生徒は部活に行って帰ります。16時まで付き合うと、その後は自分の時間になるんです。それが教員というモノです。でも、親は違う。夜も朝も、時には昼も、子供と対峙する必要があるのが親です。全然違います。自分が親になって、初めてわかったことです

そんなマー坊が、今、目の前で、大きな声で暗唱をしている

終わると私の方を向いて、笑顔でグッドーマークを出しました。もう、無理です。無理。何もかもが無理。完全に号泣です

良いんです。他の保護者に笑われても、良いんです。立派な我が子を見られたから

 

マー坊、素晴らしかった。やっぱりオマエはさすが、俺の子だ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

この記事の関連カテゴリ

サイト内検索