ユニバーサル授業研究会で100名弱相手に30分発表してわかったこと〜対話型アクティブラーニングの威力〜

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部長ナビの特殊な授業「対話型アクティブラーニング」まとめ
部長ナビの特殊な授業「対話型アクティブラーニング」まとめ
部長ナビの特殊な授業「対話型アクティブラーニング」のまとめです。 2016年度「対話型アクティブラーニング」活動報告、活動予定 ★5...

こんにちは。部長ナビ(@nabi_1080)です。対話型アクティブラーニングの世界へようこそ!

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11月28日、ユニバーサル授業研究会が岩手大学で開催!

【対話型アクティブラーニング】ユニバーサル授業研究会で部長が高校代表で事例発表!11月28日(土)に岩手大学に集合!県外からの参加もオーケーです!
【対話型アクティブラーニング】ユニバーサル授業研究会で部長が高校代表で事例発表!11月28日(土)に岩手大学に集合!県外からの参加もオーケーです!
こんにちは。部長ナビ(@nabi_1080)です。対話型アクティブラーニングの世界へようこそ! 事務局長の方から、正式...

とうとう来ました、ユニバーサル授業研究会。

行ってきました11月28日。岩手大学で発表してきました。

この記事では、対話型アクティブラーニングの発表がどうなったのかを簡単にお知らせしますね。参加いただいた先生方、本当にありがとうございました!

最初の15分

対話型アクティブラーニングの概要説明「独りよがりの授業法ではない」ことをまずは話した

【対話型アクティブラーニング】第3回授業公開について、大学准教授から考察が来ました!第2回(5/11)の考察も掲載します!大学教授スゲー!
【対話型アクティブラーニング】第3回授業公開について、大学准教授から考察が来ました!第2回(5/11)の考察も掲載します!大学教授スゲー!
こんにちは。部長ナビです。対話型アクティブラーニングの世界へようこそ! さて、先日の第3回授業公開が無事に終わりまして...

この記事にあるように、私が行っている「対話型アクティブラーニング」は、独りよがりの授業法ではありません。コレをまずは話さないと「パフォーマンスだけ」ととらえられてしまうので、とりあえずそれを話しました。

大学教授他、多くの「考察できる立場」の先生に客観的に評価いただいている授業法です。

対話型アクティブラーニングとアクティブラーニングの違い

コレが一番重要だと思います。コレを話しました。

対話型アクティブラーニングは「講義型」で「発問」で生徒をアクティブにするので、何も準備がいりません。ただ、発問するだけでアクティブタイムがスタートするのが大きな特徴です。後は、生徒の発言に対する「返し」で対話が進んでいきます

机をあわせず、相談もしません。全員が前を向いて、全員の頭が動くような「思考の渦」に巻き込むような発問をしていくのがポイントです

いつでもアクティブタイムに入り、どのタイミングでもアクティブタイムをやめることが出来ます。教員主導で全てコントロールできるのも大きな特徴です

特に大切な、対話型アクティブラーニングをする際の考え方

私が心がけていることを話しました

・発言を全て拾う。全部板書する

・発言したことを褒める。とにかく褒める

・か細い声でささやくように話す生徒の発言を必ず拾う。それが、その子の自己肯定感向上につながる。耳ダンボ

・誤答こそ宝。「君が間違ったから、みんなで考えられる。間違ってくれてありがとう」と言う

・説明か、発問をかぶせるのか、瞬時に判断する

・○、×で答えられる発問はなるべくしない。「え?」と思うような発問をする

対話型アクティブラーニングに必要な3つの力

授業に入る前に、最後に、コレを話しました

1 発問力

発問力がなければ、生徒を「思考の渦」に巻き込むことは出来ません。簡単に答えられる発問ではなく、なるべく「多様な発言」がでるような発問を心がける必要があります。これは、修行すればある程度誰でも見えるようになります。若い数学の先生(野球部)が良い例です

2 検証力

生徒は想像を超える発言をしてきます。もしくは、完璧だと思った発問に対し、全く反応しないこともあります。

これは、原因は「発問」そのものにあります。瞬間的に、生徒の様子から、自分の発問の妥当性、難易度を検証する力が無ければ、「あれ?発言が出ないな・・・」となって終わってしまいました。検証力は、発問力と同等くらいに非常に重要な力です。

3 修正力

発問をする際は、常に教員側は「ゴール」を見据えていますが、生徒の発言から、全く別の方向に進まなければならない場合があります。

自分の発問を検証し、場合によっては、発問の流れそのものを変える必要もあります。それが修正力です。

「こう行こう」と思っていた流れを急に変更し、そこから流れる発言の渦から、次の発問を作っていく力です。修正力が身についてくると、別の方向に進んでいても、逆算しながら生徒を誘導し、最初に思い描いていた概念の形成を促すように発問を持って行くことも出来るようになります。

私の授業は、常に修正しております。発問をその都度検証、修正しながら、「寄り道」を楽しんで、生徒の反応を見ながら対話しております

残り15分

対話型アクティブラーニングを実際に体験する模擬授業「スーパーマリオ」

私は最初、この話を出すことはありませんでした

コレを出すことで「怒られる」と思ったからです

しかし、私の公開授業を見た先生からは、「どうすれば、生徒が発言するようになるのか?」という質問が本当に大量に送られてきます

発問は良いはずなのに、生徒が反応してくれないというわけです。

実は、私は、年度始めに、必ず、この「発言する練習」「考える練習」をします。それが「スーパーマリオ」です

まだ、これから私の主催するサークルや、勉強会に参加される方もいらっしゃると思いますので、内容は秘密にしておきますが、ええ。大盛り上がり。全員「フルアクティブ」な15分でした。「自分が生徒の気持ちになって答えてください」と言った後、私もスイッチを入れて、「よーし、今から、対話の練習をするぞ!お題はスーパーマリオだ!」と言った感じで始めます。最初は、ぼそぼそとしか出ない発言も、最後の頃には、大声での発言、「せーの」に対応する、100名弱の先生方、不意を突く発言に爆笑する会場、他人の意見を検証している自分に気付き「これがアクティブなのか」と知る参加者。全てが私の思い描く通りとなりました

やはり、スーパーマリオは最強です。

最後に言いました

「スーパーマリオやると、次の数学の授業、楽しみになりませんか?」

参加した先生方はみんなうなずいていました。多くの先生がスマホで私とのやり取りを録画し、ご自分の勤務校でスーパーマリオをやっているかもしれませんね。面白いよ〜

考えること、発言して、それが拾われる快感、自分の発言から、先生がさらに発問を広げてくれる面白さ、その辺を一度体験するとどんな生徒でも、考え、発言しようとするようになります。どうしても発言しない生徒もいますが、授業を見ていただければわかる通り、全員が前を向いて参加しています

そうです。

発言しなくても生徒はアクティブになれるのです。それが対話型アクティブラーニングです。

前を向いて、自分なりの意見を考える。自信が無くても、思い切って、勇気を出して発言してみる。それが生徒の「成長」につながり、間違っても褒めますので、ドンドン発言したくなります。授業が楽しくなり、数学が好きになります。気付くと、数学的な考え方も私に乗せられて、自然と出来るようになってくるのです。

不思議ですが、対話というのは、生徒の可能性を広げます。

一人でじっくり考えることも大切ですが、インタラクティブという「双方向」のやり取り、それが対話です。対話をすることで、生徒は今までに経験してこなかった世界を発見します。

私の勤務校は、多くの生徒が「発言など、一度もしたことがない」という苦手意識の塊のような生徒達です。でも、DVDを見れば、それが本当なのか疑いたくなるほど生徒は考え、発言し、私の発問を待ち焦がれているのです

対話型アクティブラーニングの可能性は無限大だと思いますが、発問の力が非常に重要なため、サークルを作り、発問のコツ、流れをみんなで共有しようという方向で進めております。よろしければ、お問い合わせください

ユニバーサル授業研究会の会長、岩手大学教授からお褒めの言葉をいただきました

当日、会場にいらっしゃった、会長を務められている岩手大学教授から、「素晴らしかった」とお褒めの言葉をいただきました

これを機に、少しでも多くの先生方に対話型アクティブラーニングの面白さ、可能性を知っていただければ幸いです

最初は、「ノリだけだ」「ただのパフォーマンスだ」「誰にも出来ない。一人でやってる」と、様々な批判を受けた、対話型アクティブラーニングですが、やっと、多くの先生方に見ていただき、参加していただき、こうして、発表させて頂けるまでになりました

これから、対話型アクティブラーニングがどうなっていくのか自分でもわかりませんが、今回参加頂いた先生方には、ぜひ、自分の生徒達に、対話をやってもらって、「対話って先生も楽しい!」と言うことを感じて頂きたいです。

授業って、先生も楽しむべきです。

楽しい授業、楽しい対話、教室に行くのが楽しみになる。それこそ、本当の教育のあり方ではないでしょうか?

1つの「授業法」にしか過ぎませんし、田舎者の、何も効果が検証されたわけでもない、ただの授業実践ですが、応援頂いている方や、実際に授業を受けて喜んでくれる生徒のために、これからも頑張って、対話型アクティブラーニングを広めていければと思います

最後に

私一人の力でこの授業ができているとは思っていません

要項にも書きましたが、多くの先生方に支えられ、お認めいただき、ここまで来ました。感謝の気持ちを忘れず今後も精進しますので、ご指導よろしくお願いします

・私にこの授業の基礎を叩き込んでいただいた、師匠

・授業公開を外部に行うことを快諾してくれ「ドンドンやりなさい」と後押ししてくれた、本校校長

・私の授業を見て「コレこそアクティブラーニングだ」と最初に言ってくれた向かいに座っている若い先生

・私の話を聞いて、「ぜひ、見たいので、授業を公開してください」と言ってくださった専門学校の先生

・怒られると思っていた、この授業法で「名人芸で終わらせてはいけない」と研究協力を申し出ていただいた大学准教授

・ユニバーサル授業研究会という大きな舞台で発表するチャンスを与えていただいた、某中学校の指導教諭の先生

・3回も授業公開をしたのに、一生懸命私の発問に答えてくれた生徒達

全ての人に感謝し、ユニバーサル授業研究会のまとめとしたいと思います

また、次の発表会でお会いできれば。ぜひ、声をかけてください。

スーパーマリオの威力を、ぜひ、体感いただければと思います。

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