【対話型アクティブラーニング】第3回授業公開について、大学准教授から考察が来ました!第2回(5/11)の考察も掲載します!大学教授スゲー!

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部長ナビの特殊な授業「対話型アクティブラーニング」まとめ
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こんにちは。部長ナビです。対話型アクティブラーニングの世界へようこそ!

さて、先日の第3回授業公開が無事に終わりまして、見に来ていただいた共同研究者の大学准教授から講評が来ました

【対話型アクティブラーニング】第3回授業公開終了!お疲れ俺!サンキューみんな!
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こんにちは。部長ナビです。対話型アクティブラーニングの世界へようこそ! お陰様で、第3回の対話型アクティブラーニング公...

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では、考察行きます

大学准教授からの公開授業の考察

9/14、対話型アクティブラーニング第3回公開授業について

●授業後の研究会での私の発言で、「アクティブ状態というのは、整理が付かないまま動いている状況でもあるから、どこかでまとめが必要だと思う」についての補足です。良く思い起こしてみると、授業最後の劇場と歌が、実はアクティブタイムの内容をまとめるものでしたので、私はバッチリだと思います。後は、演習などで、生徒自身がまとめる(まとめを実感すること)でしめくくりですね。他校種でも、ぜひ先生の授業を見てみたいものですね

●「生徒の発言で、こちらの発問が流動的に変わり、授業の流れそのものが大きく変わるのが特徴なので、指導案を作らない」と言う発言が先生からありましたが、「授業の展開案を作らないということは違う」ことと理解しました。一方で、先生の頭の中には単元計画はあるのだと思います。

今日は「エレベーター」、水曜日は「動く歩道」、金曜日は「エスカレーター」をするというような系統的なプランがありますので、その部分の計画は作成できると思いました(部長注・これは、2次関数の動きを例えたモノです)。展開案というミクロ視点での計画は水モノであるにせよ、単元計画というマクロ視点は足場としてしっかり固定していると察した次第です。このことについては、改めて関連話題を記します。

●「流れモノ」に関して。構想と実施の変更点について一つのアイディアですが、ミズモノとわかりながら授業の展開案を作ることもおもしろいと私は思っています。展開案と、実際の授業記録を照らし合わせて、どこで変更が生じているのか、また、その変更を生じさせた要因(先生の、判断基準や判断内容)を明らかにしていくということができるのではないかと思うからです。参観者の知りたいことはここであるような気がしています。実はこれ、わたしが大学の授業で今やろうとしていることなのですが。

●アクティブタイムの効果の最大値。必要性と必然性に裏付けられたときの実効

抜き打ち参観したい動機はここにあります。アクティブタイムが最も効果的なのは、授業の流れの中で、「ここぞというとき」に実施されたときではないかと私は思っています。「ここぞというとき」とは、授業展開の中で必然性があるときで、生徒にとっての必要性に直結するときではないかと思うのです。

●「イレギュラーな回答こそ宝、思考が深まる」という言葉が強烈に印象に残りました。これは先生の語録ですね。名言中の名言。多様な生徒(その反応)を排斥しない理念に共感しました。自分の都合で、授業の進行にとって都合の良い発言のみを拾い上げて授業を展開することは、不慣れまたは未熟な教員にはよくありがちなことですが、それを完全に超越している価値観。素晴らしいと思います。

●劇場のキャラ作りが絶妙。「原点さん」、私が好きなキャラです。

●言語イメージの視覚化について。言語のやり取りと、流動的展開がウリの授業ですので、事前の準備がしにくいかもしれませんが、「点の連なりによって線ができていること」、「彫刻刀で放物線の形を掘って、固まるやつ流し込んで…取り出したやつ」(平行移動でAが動いたらBも動くイメージ)などは一目瞭然の内容でしょうから、実際にそういう教材教具などがあれば説明が楽ではないかと思いました。

●「放物線は左右対称だから、片側だけわかればもう片側は予測可能」というくだりがありました。すごくいいと思います。数学嫌いは予測不能状態に陥っている人達でもあると思います。予想する、見通す、そういうことができるんだ、そうできるための布石がこれだということを授業で示していただけることがすごく良いと思いました。

この教授は、「数学の専門家」ではなく、「特別支援教育の専門家」です。

多様な生徒に対して、どのように「考えさせるか」ということを大学で「アクティブラーニング」の手法として考えていらっしゃる先生で、個の先生が大学(岩手大学ね)におけるアクティブラーニングのチーフみたいです(たぶん)。

この先生の授業も、対話型アクティブラーニングのような感じなんですけど、やはり私のは強烈に刺激を受けるそうで、私も話を聞くと嬉しいですね。

もう一人の共同研究者の准教授(こっちは数学専門)は今回学会で欠席したんですけど、教え子さんがビデオを撮り、5人も学生さんが見に来てくれました。参考になると良いんですけどね。

なお、前(第2回公開授業公開)の考察も載せておきますね

第2回授業公開における、大学准教授(数学専門)からの考察

5/11です。ビデオは残念ながらありません。内容は、方程式だったような気がします(忘れた(笑))

支援が必要な生徒が多い高校での取組,とても参考になりました。 高校での取り組みを見るのは初めてです。

先生と生徒の熱い対話に圧倒されました。 それだけに,先生だけの「名人芸」で終わらせたくないという思いを強く持ち ました。 誰でもが実践できるように定式化していけば, 同じ悩みを持った先生方にも実践できる(参考になる)のかと思います。

そのためには,先生の指導の何が,生徒のどのようなことに役立っているのかを明らかにした方がいいのかと考えます。確かに生徒の興味・関心・意欲を引きだしていますが,それだけではなさそうです。

先日の実践では, 先生と生徒の対話は

(1)生徒の数学の理解度の実態把握

(2)生徒の素朴概念や既習事項

と,数学的な概念との関連付けの促進に有効に機能していたと思います。

また,授業の最後ででてきた2つの指導(支援)については

(1)劇場では,数学的な意味や概念のストーリー化を行っていること

(2)歌では,数学的な意味や概念のリズム化を行っていること

これらは数学的な概念の理解と定着を促すことに効果がありそうです。

これらを50分の指導の中で,指導と支援として位置付ける(価値づける)必要がある と思います。 その上で,何が分かるようになって,何ができるようになったのかを, ある程度,客観的に評価することで,指導方法(支援方法)として洗練することが可 能になるかと思います。

そのためには,公開用の授業ではなく,ぜひ普段の授業の中に実践を位置づけていく必要があると考えます。(すでに位置付いているかもしれませんが) 最終的には理論的枠組みをつくることができれば,中学校や他の高校でも実践しやす くなるかと思います。

先生は,半アクティブラーニングとおっしゃっておりましたが, 生徒の認知プロセスの外化(発話)が行われており, それはまさにアクティブラーニングと言えるものだと思います。

ね?スゴいでしょ?

この先生が「対話型」という話を出してくれたんですね。ありがたいことです。

この先生の話から、「録音して事例集を出す」ということが始まりました。恩師であります。

私はただ授業をしてくれるだけで、高校の先生方は「スゴいね」と言ってくれますが、それだけです

でも、大学教授は違います。「分析」をしてくれるんです。それがスゴい。自分にはわかりませんし、冒頭にある通り「高校の取り組みは初めて見た」とのことですから、大学教授が高校の授業を見に来るなんて、本来ありえないことなんです

いやー、嬉しいですよね

事例集も色々と進めておりますが、頑張りたいと思います

ご興味もたれた先生方、私と一緒に「対話型アクティブラーニング」の新しい道を歩いてみませんか?刺激的ですよ〜

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